扁桃腺炎ってうつる(感染)するの??その予防とは?対処方や効果ある食べ物はコレ!

健康

喉が急に痛くなり、医者の診断によると扁桃腺炎と診断されたことが、みなさんもあるのではないでしょうか?

秋から冬にかけて、扁桃腺炎も多くなり、時には食べ物を飲み込むこもできないくらい痛いなんてこともあります。

扁桃腺炎とはどんな病気か?扁桃腺炎はうつるのか?

予防するためにも、扁桃腺炎についての情報をまとめてみました。

知っておいて損のない情報です。

【意外に知らない?扁桃腺炎とは??】

扁桃(腺)とは、喉の奥にある扁桃という5つの部位からなるものです。

鏡の前で口を開き喉の奥を見ると、両端に膨れているような部位があるのがわかるでしょうか?

形としては輪のようになっているのですが、これは扁桃(腺)です。

大人より子供のほうがはっきりとわかることもあるので、お子さんのいる方は一度見てみるのもいかもしれません。

この扁桃(腺)が何のためにあるかと言うと、喉を守るためのものなのです。ウィルスや細菌が、喉から侵入することを防御する役割を担っているのです。

先ほど大人より子供のほうが、喉の奥に扁桃(腺)を見つけやすいと言ったのは、子供のほうが、扁桃(腺)の役割が大きいため発達しているからです。

免疫力の高い大人は、扁桃(腺)の防御がなくても大丈夫なため、それ自体も小さくなっているのです。

この扁桃(腺)がウィルスや細菌に侵されて炎症を起こすのが、扁桃腺炎です。

炎症を起こすと、扁桃(腺)が白っぽく膿んだりします。

これも扁桃腺炎になったときに、鏡で喉の奥を見ると、白っぽくなっていることがわかりますので、確認してみてください。

炎症の原因は、ウィルスや細菌に侵されることですが、具体的には「インフルエンザウィルス」・「溶連性連鎖球菌」・「肺炎球菌」・「黄色ブドウ球菌」などが挙げられます。

風邪などをひいて、それが悪化・進行して扁桃腺炎を発症すということが多いのです。

元気な時には、このようなウィルスや細菌が体内に入ってきても、自己免疫力で防いでしまうのですが、疲労等で免疫力が落ちている時には負けてしまうのです。

 

【扁桃腺炎はうつる(感染する)のか?】

扁桃腺炎はうつるのでしょうか?答えは、扁桃腺炎自体はうつりません。

ただし、気をつけなければならないのは、扁桃腺炎を引き起こすウィルスや細菌は、感染するものなので注意が必要です。



扁桃腺炎の症状が出たら、ウィルスや細菌を広めないためにもマスクの着用がマナーです。

咳やくしゃみで、他の人にうつさないような配慮をしてください。

周囲にいる人は、自分を守る意味で手洗いうがいの励行とマスクをつけるのもいいのではないでしょうか。

【扁桃腺を予防するには】

扁桃腺炎を予防するには、何をしたらいいのでしょうか?

基本的な行動としては、扁桃腺炎はうつらないので、原因となるウィルスや細菌の感染を防ぐことを考えます。

このことから、次の三点に注意をすることが大切です。

一つは、風邪の予防です。

ウィルスや細菌の体内への侵入から風邪をひき、そこから扁桃腺炎に症状を悪化させてしまうということもあります。

そこで風邪の予防で大切なこととして、手洗いとうがいをしっかり行うこと、そして乾燥を防ぐことから、室内の湿度管理をしてください。

目安としては、室内の湿度が40%を切らないようにすることです。

二つ目は、喉の乾燥予防です。

喉が乾燥すると、喉自体の免疫力も低下して、ウィルスや細菌に侵されやすくなってしまいます。

具体的には、マスクなどで喉が乾燥しないようにすることや、口呼吸の人は鼻呼吸に変えることをおすすめします。

三つ目は、免疫力の低下を防ぐことです。

バランスの取れた食事・適度な運動・十分な睡眠といった、あたりまえのことですが規則正しい生活を送ることがことが一番大切です。

食事で考えると、ビタミンA・C・Eなどが、免疫力を高める効果があるとされています。

ビタミンAを多く含む食品は、「レバー」や「うなぎ」や「緑黄色野菜」、ビタミンCは「野菜」や「果物」、ビタミンEは、「うなぎ」や「さば」や「アーモンド」が挙げられます。

日々のケアと免疫力を高めるための規則正しい生活を送ることが、予防に直結するのです。

いかがでしたか。

扁桃腺炎につての基本的な情報をお伝えしました。

扁桃腺炎は、どんな病気でどんな原因で引き起こされるのか理解いただけたでしょうか?

今年の秋・冬は元気に過ごせるよう、日々のケアに気を配りながら、規則正しい生活を送るようにしましょう。

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