肌にやさしい日焼け止めはノンケミカルがおすすめ!赤ちゃんにもやさしい日焼け止めは?塗り方は?SPFとPAの意味は?

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太陽も眩しくなってくる紫外線は5月ごろからだんだん強くなってきます。

そのため、曇っている日だとしても外出するときは日焼け止めをきちんと始める必要があります。

その際、利用する日焼け止めですが、日焼け止めの特徴を踏まえてしっかり選んでいきたいものです。

そもそも”ノンケミカル”ってどんな意味ですか?

そもそもケミカルノンケミカルの違いですが、
日焼け止めにおいては紫外線吸収剤が入っているか?入っていないのか?の違いです。

ケミカル…紫外線吸収剤が入っている
ノンケミカル…紫外線吸収剤が入っていない

ということになります。

この紫外線吸収剤というのは、紫外線をカットする効果が高いです。
太陽から受けた紫外線をエネルギーに変えて外に放出し、
肌に紫外線を受けないようにするものです。
ですが、このエネルギーに変える際に化学反応を起こすので
副作用として肌に刺激となってしまいやすいものです。

逆にノンケミカルの日焼け止めでは、この紫外線吸収剤を入れていない代わりに、
紫外線反射剤というものをいれています。
これは、肌の上に塗った日焼け止めが鏡のようになって、
紫外線を跳ね返すものです。
ですが欠点としては、吸収剤よりも乾燥や白浮きがしやすいです。

 

 

赤ちゃんにこそ日焼け止めが必要です!

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大人だけでなく日焼け止めは、赤ちゃんにとっても必要不可欠なアイテムなんです!

赤ちゃんの肌は非常に柔らかく大人と比べると潤いもありますが、実際には皮膚の厚さは大人の半分程度しかなく、デリケートな肌であり紫外線のダメージを受けやすくなっています。

赤ちゃんの頃から紫外線を浴びすぎてしまうと、大人になったときには肌に”シミ”ができるだけでなく”皮膚がん”や”白内障”をも引き起こす可能性が十分あります!日焼け止めは赤ちゃんの肌を守るために欠かせないアイテムなのです!

 

 

赤ちゃんの為に選ぶ日焼け止め。3つのポイント!

やっぱりノンケミカルを選びましょう!

・紫外線吸収剤
紫外線を肌の上で吸収したのち化学反応を起こさせて紫外線を外へ逃がします。

SPFの数値を高くすることができる分、赤ちゃんの肌には負担がかかるので肌の弱い分、ラブルが起こることもあります。気を付けましょう~

・紫外線散乱剤
紫外線を肌の上で散乱(さんらん)して鏡のように紫外線を跳ね返します。紫外線吸収剤に比べると肌への負担が少ないですね。

※紫外線散乱剤の表示方法は、「紫外線散乱剤」もしくは「紫外線吸収剤フリー」「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル処方」と記載されています。

 

SPFとPAは低い値を選びましょう!

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赤ちゃんの日焼け止めはSPFとPA値の低いものを選びましょう。SPFとPA値には次のような役割があります。

■SPF■
SPFとは日焼けや肌に炎症を起こす「紫外線UV-B」を防ぐ効果の数値を示しています。

1SPF=20分間、肌を「紫外線UV-B」から守ってくれる効果があります。
SPF25であれば20×25=500分(8時間20分)の時間、肌を「紫外線UV-B」から守ります。

SPF値は現在「50+」が最高です。
■PA■
PAは肌老化の原因である「紫外線UV-A」を防ぐ効果の数値です。この「紫外線UV-A」は、雲やガラスをすり抜けやすく肌の奥まで届く紫外線です。

SPFとPA値は共に数値が髙ければ高いほど、肌への負担がかかりやすくなるので、赤ちゃんに使用する日焼け止めの場合は、【SPF10~20/PA+~++】程度の低い値のものを選びましょう。



 

お湯や石けんで落ちる低刺激な成分の日焼け止めを選びましょう!

赤ちゃんの肌がとてもデリケートなため、お湯や石けんで落ちる低刺激な成分の日焼け止めを選ぶようにしましょう!

パッケージに「お湯で落ちる」「せっけんで落ちる」と記載のあるものは、その日焼け止めを単品で使用した際に問題なく記載された方法で落とすことのできる素材、成分・仕組みになっています。

また、肌への刺激は紫外線吸収剤やSPF・PAだけでなく、その他の素材、成分でも引き起こされる可能性もあります。強い刺激のアルコールを含む日焼け止めもあるので気を付けましょう!

■無香料
■無着色
■無鉱物油
■石油系界面活性剤フリー
■アルコールフリー
■防腐剤フリー

上記のポイントを基準にすると、より刺激の少ない日焼け止めを選ぶことができ、赤ちゃんにも優しいです。

 

 

赤ちゃんにもオススメ!日焼け止め3選!

■ALOBABY(アロベビー)UVクリーム

あろべびー
・SPF20 /PA+~++
・容量:60g/価格:2400円(税抜)
・会社:株式会社YCP Product/国産

・特徴:新生児から使用することのできる日焼け止めです。お湯で洗い流すタイプでノンケミカル処方のため、赤ちゃんの肌にも負担をかけず安心して使用できます。

国産オーガニックで100%天然由来なのも魅力です。

 

 

■MAMA BUTTER(ママバター)UVケアクリーム

ままばたー

・SPF25 /PA++
・容量:45g/価格:1200円(税抜)
・会社:株式会社ビーバイイー

・特徴:新生児から使用することのできる日焼け止めです。石けんで洗い流すことのできるタイプで、保湿効果の高いシアバターをたっぷりと配合しています。

 

 

■ノエビアRAYSELA(レイセラ)ミルキーベビーUV

ノエビア

・SPF25 /PA++
・容量:45g/価格:3000円(税抜)
・会社:株式会社ノエビア

・特徴:お湯で洗い流すことのできる赤ちゃん用の日焼け止めです。乳液タイプなので伸びがよくみずみずしい使い心地で、紫外線吸収剤フリーの処方です。

 

 

まとめ

赤ちゃんの日焼け止め選びは注意する点を意識するだけでも、肌に負担をかけることなく紫外線の刺激からも守る事ができます。

赤ちゃんに初めて日焼け止めを塗る時は、必ず腕や首などでパッチテストを行い肌に赤みや湿疹などが出ないかを確認しましょう。

使用する前日の夜に腕の内側に薄く日焼け止めを塗り、翌朝赤くなっていたり湿疹が出ていなければ問題はありません。

赤ちゃんのやさしく敏感な肌を紫外線から守るためにも赤ちゃんに合わせた日焼け止めを正しく選び、塗り方や落とし方にも注意&意識を向けて紫外線対策をしていきましょう。

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