今年もだんだんと残り少なくなってきました。
若いころはあまり縁のなかった『お歳暮』ですが、
就職や結婚を機にお歳暮を贈ることも増えてくるのではないでしょうか。
今回はお歳暮のマナーについて改めてまとめてみました。
お歳暮って言っても・・・いつ贈るの?
お歳暮はだいたい12月上旬から12月20日ごろに贈るものとされています。
地域性もあるようなので、身近な人に聞いてみるのも良いかもしれませんね。
最近では、年末の忙しい時期を避けるために
11月下旬から贈られる人も増えてきているようです。
”お歳暮”は誰に贈るの?
お歳暮とは、日頃お世話になっている人へ感謝の意味を込めて物を贈る習慣です。
親戚、恩師、上司、取引先などへ贈るのが一般的ですね。
特にマナーというものではなく、各家庭での習慣のようなものなので、
それぞれの家庭でどうするか話し合って決めるのが良いと思います。
さて、お歳暮は何を贈ろう?相場はどれくらい?
人によって好みも全く違うので、何を贈るのかは本当に悩みますよね。
贈る相手の好きなものがわかっている場合は、それを贈るとよいですね。
好みが良く分からない場合は、定番の商品をまずは選んでみてはどうでしょうか。
お歳暮の定番といえば、日持ちする食品ですね。
お酒、ハム、お菓子などが一般的でしょうか。
冷凍保存だと日持ちもするので、おいしいお肉なども良いかもしれません。
また、もらった人が自分の好みで利用できる
商品券やカタログギフトも良いですね。
お歳暮の相場ですが、3000円~5000円ぐらいが一般的なようです。
贈る相手によっても変わると思いますが、
あまりに高価であると、相手に気をつかわせてしまうかもしれません。
また、お歳暮は習慣化するものなので、一度高価なものを贈ると…。
後々困るかもしれないので、無理のない範囲で贈りましょう。
お歳暮は手渡し?送る?
昔はお歳暮の商品を手渡しで贈られる方がほとんどだったと思います。
現在はインターネットショッピングなどの普及により、
宅配便などで送られる人も多いのではないでしょうか。
どちらの方法でも大丈夫ですが、気をつける点を覚えておきましょう。
手渡しする際は、身だしなみを整えて、失礼でない時間帯に伺いましょう。
玄関先で済ませるのではなく、部屋に通してもらってから渡すのがマナーですが、
お相手の都合もあると思うので、臨機応変に対応してくださいね。
『今年も大変お世話になりました。心ばかりのものですが、どうぞお納めください』
のような一言も忘れないようにしてくださいね。
宅配便などで送る場合は、必ず送り状を添えるようにしましょう。
・時頃の挨拶
・日頃の感謝の気持ち
・贈り物の内容
・文末の挨拶
を忘れずに書くようにしてくださいね。
文例も検索するとたくさん出てくるので、参考にしてみてはどうでしょうか。
お歳暮のお返しはどのように??
お歳暮をいただいた場合、お返しはどうすればよいのでしょうか?
お歳暮は、本来お世話になった方へ感謝の気持ちを込めて贈るものですから、
お返しをすることがマナーではありません。
その代わり、電話や手紙でなるべく早くお礼をすることが大切です。
しかし、友人などの、自分と同等の立場の人からお歳暮をいただいた場合、
いただいたお歳暮の半額から同額程度のものをお返しするのが良いでしょう。
その場合も、お礼状を先に送るようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お歳暮はとにかく感謝の気持ちを込めることが大切ですね。
目上の方へ贈る場合には、特にマナーに気をつけたいものです。
お相手に喜んでもらえる素敵なお歳暮が贈れると良いですね。