忘年会の幹事を頼まれて困った経験は、誰もが持っているはず。
会場と参加メンバーを決めて、会費を徴収して、忘年会の司会進行など、幹事はやらなければならないことがたくさんです。
初めて幹事を任されても、どこから手をつけていいのやら。
そんな初めての幹事さんでも、楽しい忘年会を開催できるよう、盛り上がる企画の立て方のポイントと、みんなが喜ぶ人気の景品とは何か?について紹介をします。
【忘年会で盛り上がる企画の立て方とは???】
参加者が、楽しく盛り上がる忘年会のポイントは、「幹事さんの事前の段取り」が大切です。
今年の忘年会はちょっと違うなと参加者に感じてもらうために、外してはいけないポイントを紹介します。
みなんなに喜んでもらいながら、この機会にあなたの株も上がること間違いなしです。
【1.忘年会の全体のスケジュールを組み立てる】
忘年会の日程はもちろん、当日の進行を決めます。
11月下旬から12月中旬までの期間は、参加者の予定や会場の確保も早いもの勝ちになります。
間際になって慌てないためにも、仮日程でも押さえてしまうことが大切です。
あいさつや乾杯・余興・ゲームなど、どんな進行で進めるかにより、企画・参加メンバー・会場がマッチするように組み立てることが大切です。
【2.肝!忘年会の予算を決める!!!】
全体のスケジュールが決まったら、予算を決めます。
若者が多い忘年会なら、みんなでワイワイ楽しめる会場やゲームの景品を考慮して、参加費を決めるといいでしょう。
年配の参加者が多いのなら、1000円高くても珍しいお酒やこだわりの料理が食べられるような設定にすると、喜ばれる可能性が上がります。
【3.忘年会の協力者の確保が肝心!】
幹事が何もかも引き受けず、必要な役割をお願いする協力者を確保しましょう。
身近には、その道のプロと呼ばれる人がいるはずです。
盛り上げるのがうまい人には余興担当に、センスのいい人には景品の買い出し担当に、
几帳面な人には参加費の集金担当に、話の上手な人には司会をお願いするのもいいでしょう。
男女ペアの司会にしてしまうのも、掛け合いの中で意外と受けたりします。
得意な人をうまく活用するのも、幹事の仕事です。
【4.忘年会の花!盛り上がる余興とは】
余興の定番はゲームですが、やみくもに何をやるか決めてはいけません。
宴会のゲームには3つのパターンがあり、参加者や会場を考慮してぴったりのゲームを選びましょう。
一つはグループ対応型ゲームで、具体的には、絵心ゲームや伝言ゲームなど、誰もが知っている簡単明快なものがおすすめです。
二つ目は、テンポのいいクイズ大会です。
既成のクイズもいいですが、盛り上がるのは『社内100人に聞きました』のような内輪ネタのクイズや、青春時代のヒット曲のイントロクイズです。
おじさんが若者に勝てるようなシチュエーションがベターです。
三つ目は、全員参加型のビンゴ大会や抽選会。
ここの盛り上げポイントは、この場面こそ、話し上手は人に進行を手伝ってもらうべきです。
会場全体を巻き込んだ一体感を作り出せれば、大成功です。
【5.これで忘年会継続決定!喜ばれる景品とは?】
余興やゲームをやったのなら、その参加者や優勝者に景品を用意すると喜ばれます。
クイズ大会やビンゴ大会の優勝者に喜ばれるものとして、予算があるのなら電化製品やブランド食材がいいでしょう。電化製品なら実用的なもので加湿器やシェーバー・美容機器などがかさばらずに済みます。
ブランド食材は、ご当地もの逸品が喜ばれます。
参加者のふるさとのご当地食材を用意すると、その食材にまつわる話で盛り上がるかもしれません。
参加賞的なものでは、それほど予算をかけない中で選ばなければなりません。
受けを狙うなら、業務用の駄菓子、うまい棒50個なんて面白く、後日職場などでシェアが出来ます。
女性受けがいいのは、洋菓子店の焼き菓子など、これは男性でも家族のお土産にもなるので、もらったら嬉しいものではないでしょうか。
いかがだったでしょうか。
幹事を任されて困ってしまい、いやいや企画・進行をしたという人も多いはず。
しかし、やり方次第では、もっともっと盛り上がる忘年会にすることができるということを、理解していただけたでしょうか。
ポイントは事前の段取りで、要所を押さえながら企画していけば。誰でもうまくできるはずです。
今年の忘年会は、あなたも率先して幹事をやってみませんか。