扁桃腺炎ってうつる病気ですか?気を付けなければいけないこと!

健康

『扁桃腺炎』という病気を知っていますか?

『扁桃腺が腫れる』というのを耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか?

それが扁桃腺炎なのですが、実際に経験したことがない人は

扁桃腺がどこなのか?のどが痛いのと何が違うのか?という

詳しい内容はわからないのではないでしょうか。

今回は扁桃腺炎についてまとめてみたいと思います。

扁桃腺炎とはどんな病気なんでしょうか?

扁桃腺とは、舌の付け根の両側にある、コブのようなもののことです。

口から体内に侵入してくる細菌やウイルスから体を守る役割をしてくれています。

しかしながら、細菌の巣になりやすく、感染源となってしまうこともあるんです。

その扁桃腺が炎症を起こした状態が扁桃腺炎です。主にこどもが発症します。

扁桃腺炎の症状ってどんなもの?

扁桃腺炎の主な症状には次の様なものがあります。

・38度~40度の高熱

・倦怠感

・頭痛

・関節痛

・のどの痛み

・中耳炎の併発

・(飲食物を飲み込めないことによる)脱水症状

 

扁桃腺炎はうつるの?うつらないの?

扁桃腺炎はうつるのでしょうか?

結論をいうと、扁桃腺炎はうつりません。

ただし、扁桃腺炎の原因となっているウイルスや細菌が人から人へうつり、

結果として扁桃腺炎を発症してしまう可能性はあります。



扁桃腺炎の治療は?

原因がウイルスなのか細菌なのかで治療は変わってきます。

ウイルスが原因の場合、風邪をひたときと同じような治療になります。

これといった薬はないので、安静に過ごすことが一番です。

ウイルスが原因の場合の方が、治るまでに期間がかかります。

細菌が原因の場合、原因菌に対する抗生剤を服用しましょう。

のどが乾燥することにより、腫れや痛みがひどくなるので、

うがいをこまめにする、部屋を加湿する、マスクをする、水分補給をする

といったことも大切です。

症状がひどく、脱水症状のようになってしまった場合は点滴することもあります。

 

扁桃腺炎が悪化したらどうなるの?

扁桃腺炎が悪化すると、扁桃腺の周りに膿がたまってしまう

『扁桃周囲膿瘍』を引き起こす可能性があります。

膿を排出するまではなかなか治らないため、

入院や手術が必要になってしまうかもしれません。

そうならないためにも、扁桃腺炎の疑いがある場合には

早めに医療機関を受診するようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

扁桃腺炎にならないようにするためには、日常生活で予防することが大切です。

・日頃から手洗いうがいを習慣づける

・マスクを着用する

・栄養をしっかりと取って規則正しい生活をする

上記のような、風邪予防とほぼ同じですが、これが一番の予防になります。

のどの痛みがとてもつらい扁桃腺炎。

発症しないように、しっかり予防しましょう。

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