国民的アプリとなったLINEは、誰もが使っているコミュニケーションツールです。
そんな便利なLINEですが、誰しも一度は「誤爆」をした経験があるのではないでしょうか。
誤爆とは、メッセージを間違った内容で送ってしまったり、間違った相手に送ってしまったりすることです。
アウトルックメールにある「メッセージの取り消し」機能がLINEにはなかったため、一度誤爆をしてしまうと取り返しがつかないことになってしまいます。
そんな声も挙がったからか、ついにLINEにもメッセージの取り消し機能が、2017年12月13日より備わりました。
今回は、待望 LINEのメッセージ取り消し機能について、その内容をご紹介します。
【メッセージ取り消し機能とは?】
メッセージ取り消し機能の簡単な説明をすると、間違って送ってしまったメッセージを、相手のLINE(スマートフォンやPCのトーク画面上)から削除するということです。
これまで自分のLINEに履歴として残るメッセージを削除することはできましたが、相手のLINEに残るメッセージを削除することができませんでした。
そのため、誤爆をしてしまうと必ず相手の目に間違った内容のメッセージが触れてしまうことになるのです。
【メッセージの取り消しの条件とは?】
メッセージの取り消し機能の条件について整理します。
取り消しができる条件としては、メッセージを発信してから24時間以内のメッセージとなります。
24時間以内でしたら、1対1トーク・グループトーク・複数人トークのすべてで取り消すことが出来ます。
また、取り消しが出来る対象は、メッセージ・スタンプ・画像(写真含む)・動画・ボイスメッセージ・LINE MUSIC・URL・連絡先・位置情報・ファイル・通話履歴となります。
この取り消し機能は、LINEアプリのバージョン7.12.1以降で利用することが出来るので、取り消しができない時はLINEアプリのバージョンを一旦調べてみることをおすすめします。
【メッセージ取り消しの操作方法とは?】
LINEメッセージの取り消し方法は、難しいものではありませんので一度試してみることをおすすめします。
トーク画面で取り消したいメッセージの吹き出しを長押しすると、メニューが表示されます。
そのメニューに含まれる「送信取消」をタップすると、メッセージを取り消すことが出来ます。
これで相手のLINEに残るメッセージも取り消されます。
ちなみに、メニューにある削除をタップしても、自分の画面上からメッセージが削除されますが、相手のLINEに残るメッセージは削除されませんので、混同しないようにしてください。
【取り消したメッセージ内容を知られることはないのか?】
この取り消し機能を使うことで、誤爆メッセージは取り消されます。
しかし、二点だけ覚えておいていただきたいことがあります。
一つは、誤爆メッセージは取り消されますが、相手のトーク画面上に「●●さんがメッセージの送信を取り消しました」と履歴が残ることです。
つまり、相手が未読の時にメッセージの取り消し機能を利用すると、誤爆メッセージは消せますが、メッセージを取り消したという事実は残ってしまうということです。
アウトルックのメールでも、取り消し履歴は残るので同じレベルのことなのですが、多くのLINEユーザーからは、取り消し履歴も残さないで欲しいという声が挙がっているのも事実です。
そしてもう一つは、通知機能まで取り消すことが出来ないようで、通知設定がされて通知画面が表示されるようになっていると、そこにはメッセージが表示され見られてしまう可能性があるということです。
現段階では、完全にメッセージが取り消され、内容が相手に知られることはないとは言い切れないというのが実状のようです。
【まとめ】
いかがでしたか?
ついに多くのLINEユーザーから要望の挙がっていた「メッセージの取り消し機能」が実装されました。
基本的な取り消し機能は満たされてはいるものの、多くのLINEユーザーが望んだような、メッセージを完全に無いものにしてしまうことには、ちょっと足りてはいないようです。
今後、この取り消し機能がどうなっていくのかは注目していくこととして、まずは誤爆メッセージを送らないようにすることが大切ですね。