春の風物詩の一つに、会社の入社式があります。
若者達が希望を胸に抱き、社会への第一歩をスタートする大切な日です。
そんな大切な日でもありますので、身だしなみはしっかりと整えたいもの。
いきなり、身だしなみがだらしないなんて思われたら大変です。
フォーマルなスーツはもちろん、ネクタイ選びもしっかりとしたいもの。
ここで上司や先輩に、しっかりとした印象を与え、あなたのポイントを上げましょう。
今回は、入社式に相応しいネクタイの色や柄とはどんなものか?またはやめたほがいい色や柄とは何か?、みなさんにご紹介していきます。
【相応しいネクタイの色や柄】
新入社員にとっての一番の強みは若さです。
その若さを象徴する、誠実さや爽やかさといったものを、しっかりとアピールしていきたいものです。
特に入社式は、会社の社長も出席する大事なイベントと言えます。
あまり派手なものや奇抜なものは避け、若者らしさをしっかりとイメージできる、そんな色や柄を選びます。
【相応しいネクタイの色:えんじ】
赤は積極性を示すポジティブな色なのですが、どうしても強く派手に感じてしまう色でもあります。
入社式でポジティブな気持ちを表現するのであれば、少し落ち着いた色のえんじを選ぶのがおすすめです。
えんじは、紺やグレーのスーツによく合う、一本持っておくと便利なネクタイです。
【相応しいネクタイの色:ネイビー】
ネイビー系の色は、どんなシーンにも、どんな職種にも似合い、先輩や上司からも好かれる色です。
また、ネイビーのネクタイは、見る人にまじめそうで知的な印象を与えるので、基本の一本として誰もが持っておくべきネクタイです。
【相応しいネクタイの柄:小紋】
柄が入ったデザインのネクタイが好きな人には、入社式には小さなドット柄がおすすめです。
小さな柄の入ったものを小紋と言い、相手に落ち着いた印象を与えます。
大きな柄だとゴチャゴチャした感じになってしまうので、入社式のような場面では小紋を選ぶのが無難です。
【相応しいネクタイの柄:ストライプ】
爽やかなイメージを感じさせるのが、ストライプ柄の特徴です。
入社式のような真面目な場面では、細めのストライプ柄のほうがフォーマルな感じを強く印象付けることができます。
【相応しいネクタイの柄:チェック柄】
チェック柄は、色の選択を注意をすれば、カジュアルになりすぎず爽やかなイメージを相手に与えることができます。
原色の入ったような派手な色は選ばず、スーツの色とのバランスを考えたコーディネートをするといいでしょう。
【相応しいネクタイの柄:無地】
無地となると、あまりにも無難な選択すぎると思うかもしれませんが、どんな人にも嫌悪感を抱かせないのが強みです。
入社式のようなフォーマルな場面では、間違いのない一本となるはずです。
【やめたほがいいネクタイの色や柄】
入社式はフォーマル儀式であって、お洒落を競う場面ではありません。
社会人になれば、これからたくさんお洒落をする場面はあるはずです。
派手な色や奇抜な柄は、入社式に相応しくないと肝に銘じましょう。
【やめたほがいいネクタイの色:赤】
情熱を表すポジティブな色である赤ですが、入社式では少し派手で強すぎます。
相応しい色でも触れた通り、少し落ち着いた色にするだけで、グッと入社式でも似合う色に変わります。
【やめたほがいいネクタイの色:黄色系】
黄色は周囲の人たちを明るくする、ビタミンカラーと言われています。
しかし、入社式という厳かな雰囲気の場面では、単に目立ってしまうだけの色になってしまいます。
入社式での着用は、避けたい色の一つです。
【やめたほがいいネクタイの色:ピンク】
お洒落な人ほどピンクのネクタイを好みますが、入社式という場面では、少しこなれ感が出てしまいます。
新入社員というフレッシュさや初々しさを表したいという中では、ピンクは場違いな感じとなります。
ピンクのネクタイは、職場に慣れた頃のお洒落としてチャレンジしてみましょう。
【やめたほがいいネクタイの柄:奇抜な柄】
花柄やペイズリー柄、水玉といった柄は、パーティーや結婚式の2次会のような華やかな場面で着用する、社交的でカジュアルな雰囲気となってしまいます。
また、ブランドロゴがプリントされているようなデザインは、新入社員が着用するネクタイとしては相応しくありません。
ヨーロッパによくある紋章がプリントされた柄は、一見するとトラッド感がありお洒落なように見えますが、入社式で着用するネクタイ柄としては相応しくありません。
入社式では、新入社員は注目される存在ですから、そこで個性を出して目立つことは、場違いも甚だしいと捉えられてしまいます。
【まとめ】
入社式は、会社にとっても新入社員にとっても厳粛で大事なイベントです。
学生から社会人になるにあたり、その自覚が問われる場面でもあります。
誠実さや爽やかさといったイメージをポイントに、ネクタイを選びましょう。
あまりお洒落を気にしすぎたり、個性を主張しすぎるのは、かえって目立つことになります。
その場の雰囲気に合わせた身だしなみをすることも、社会人にとって大事なことです。
自覚を持って、その場に相応しい最高のネクタイを選びましょう。