印刷業必見!Win・Macユーザー対応! あのソフトを! あのファイルを! 今後も継続して使用したいあなたへ・・・

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Win・Macユーザー対応! あのソフトを! あのファイルを!
今後も継続して使用したいあなたへ必見情報!

PC(パーソナルコンピューター)は使用していれば、いつかは故障、不具合を起こします。 特に、システムファイルや、アプリケーション、書類関連のファイル等が保存されている 補助記憶装置であるHDD(ハードディスクドライブ)の寿命は一般的に3年~5年と言われています。最近では、HDDより故障率が少ないSSD(ソリッドステートドライブ)が補助記憶装置となり、上記のファイルなどはすべてそのドライブに保存されています。

 


実際のHDD内部の写真
今回は、昔のHDDが補助記憶装置としてメインだった時代のPCをメンテして、昔のアプリや、ファイルを継続して編集・起動できるようにしてみよう!というのが、今回の記事です。WindowsPCもMacも実は、1990年代頃から現在まで互換性のあるパーツが存在し、 豆知識さえあれば、WindowsPCが起動不可の状態から、要らなくなったMacからパーツを取り出してWindowsPCを修復することも可能でした(例外的な場合や、故障箇所にもよる。)。

第一章は「なぜ印刷業も必見情報なのか」という解説も含めその他の業種も実は同じ方法で活用できる事をご紹介!第二章は、実際のメンテナンス方法をご紹介いたします。

メンテする際にお勧めのサイトをご紹介致します。 今回のメンテ技で使用するパーツも含め、その他のパーツも購入も可能で、基本的なWindows関連やMac関連の新モデル~最も古いモデルまでの内部部品(CPU、メモリー、HDD、SSD、グラフィックボード、マザーボード、ケーブル類)などが販売されており、著者も古いMacをメンテする際に活用しているサイトです。

・パソコン倶楽部: http://www.pasocomclub.co.jp/
・秋葉館: https://www.akibakan.com/

 

第一章 なぜ古いMacが必要なのか?

印刷業界において、正確性、カラー再現性、スピード性はとても重要で、納期が存在します。その納期厳守な時に限ってパソコンは壊れたり、調子が悪くなったりします。 その業界で一般的なMacintoshのPowerMac G4を例に第二章ではメンテナンス方法をご紹介!

なんと言っても現在、生存率が最も低く、尚且つそれでもクライアントの印刷データを処理するのに必要な環境それが、Mac OS 9環境とG4環境ではないでしょうか? 私も趣味上とてもold Macが好きで今でも年賀状作成などに古いPowerMac G4を活用しています。

「なぜG4とOS9環境?」ピントこないでしょう! 実は、2001年頃?だったと思いますが、印刷業界において大きな大事件が発生! それが、AppleによるMac OS 9からMac OS XへのOS環境変更です。大抵の場合、OSが変わる事でソフト資産や、ソフトの動作の安定性が重要なりますが、ほとんどの場合、動作します。

しかし、この頃のMacは、この大事件により、そう簡単にはいきませんでした。Mac OS 9.2.2頃のOS構造と、MacOS XのOS構造が異なるからです。当然、印刷関係のソフトであるadobe系のソフトの買い替えMac本体の買い替えが発生しました。



 


単体版illustrator
当時、現在のようにadobeサブスクリプション体制ではなかったので、ソフトだけでも一括購入で約十数万前後(20~30万?! 単体版は数万円~でした)。 それに加え、Mac本体購入もあって、制作側も、印刷会社側もすぐに「ほいっ!」と環境を揃えるわけにはいきませんでした。 一部の説では、「adobeのソフトがWindows環境にもそろった時期でもあり、Macよりも安いWindowsPCを購入して少しでも制作環境を安く仕上げる。」といった説もあったのか、、、!?! 特に学校関係では、Win環境+adobe環境も珍しくはなかったです。 Windows環境に変更しても、それまで作成してきた印刷データー(例、illustratorデーター)のフォントの互換性やリアルタイムでの文字編集(アウトラインではなく、生のフォントデーター?言い方が微妙かもしれませんが!)や、こだわるならば、カラー再現性などの問題などOS環境移行をしてもいくつか問題をクリアしなければいけない点もあったそうです。 

AppleからMac OS X環境にてOS 9環境まで使用してきたソフト資産をいかすための措置がありました。一つがOS 9環境が直接起動できるPowerMac G4を2003年頃まで発売していたこと、二目が、Mac OS X上で動くOS 9仮想環境(言い方が微妙ですが、、、!) classic環境で、「直接で!」というわけにはいかないにも、、、それまでのソフトを一時的に使用できていました。

 


MacOS X上でclassic環境を起動している様子。
しかし、この当時のMacOS X 自体も高速・安定的ではなかったためか、印刷関係アプリ以外にも、音楽制作アプリなど、安定的に、高速に動いたわけでもなく(ソフトによりますが!)、結局のところ直接OS 9環境が起動できる環境が必要だったのです。 

そして、2006年頃から、Appleは大きなステップを歩き始めます。それが、intelプロセッサーの採用及び、搭載です。それまでは1991年頃?からPowerPC(IBM、Apple、モトローラ)というプロセッサーシリーズを採用していきました。

そして、MacOS Xバージョン10.4を最後に正式なclassic環境のサポートを終了し、PowerPCをサポートする最後のバージョンが10.5になりました。 classic環境(MacOS 9)のソフトは正式にはサポートを終了はしたものの、PowerPC G3~G5とMac OS X上で動作したソフトに限りサポートするための処置として、「ロゼッタ」という技術を組み込みMacOS Xバージョン10.6以前のソフトをintel Mac上で動作を可能にしていました。 有名な話では、intel Mac上でadobeのCS 3 (MacOS XとPowerPC対応ソフト)を動作して印刷物を制作するというのも、、、! 結局のところ、動作はするものの、ソフトによっては動作の不安定等の問題があったようです。

という事で、非常に存在価値があるOS 9環境が起動できるMac環境をメンテナンスして今後も活用できるようにしよう!という実際の方法を次回の第二章でお伝え致します。 ご期待ください。

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