成人式を迎えた息子さんや娘さん宛で、親戚や祖父母からお祝いを頂いたのではないでしょうか?
大人への一歩の成人式、沢山の人が祝ってくれることは、本当に大変喜ばしいことです。
しかしながら・・・成人式のお祝いについて、お返しの時期やマナーってご存知ですか?
せっかく祝って頂いたお気持ちを台無しにしないためにも、お返しのタイミングを間違えたくないものですね。
成人式のお祝い返しの時期はまででしょうか?
成人式のお祝いを頂いた方にお返しする時期は、早すぎても遅すぎてもいけません。
頂いてからすぐにお返しをすると、相手は「気を遣わせてしまっただろうか」と受け取った方が思い悩む原因になってしまう可能性があります。
反対に時間が経ちすぎてからお返しをしても、マナーとして失礼に当たることになりますね。
基本的に、お祝いを頂いてから、または成人式を終えてから2~3週間くらいでお返しを贈ります。
遅くても一ヶ月以内にはお返しをするようにしましょう。
タイミングとしては2月入ってすぐに届くくらいがベストではないでしょうか!!
成人式のお返しのマナーについて
お返しは何かモノを返せばいいということではないんですね!お祝いをして頂いた以上、相手に感謝の気持ちを伝えるのは大切なことです。
お祝いをいただいたら、成人した本人からお礼の電話をかけます。
⇒ お礼の挨拶をしっかりするのも大人への一歩です!
それとは別にお礼状とお返しを贈ります。予算としては頂いた金額の半額から3分の1程度を目安としましょう。
※相手によっては見合ったモノを・・・
かなり親しい間柄の場合は、お返しそのものが不必要であることもあります。
その場合はお礼の電話と手紙だけで済ませても大丈夫です、先方との関係性によって対応を変えるとよいですね。
成人式のお返しの”のし”はどうするの?
お祝いごとのお返しで必須なのが”のし”ですね!
お祝いごとや不幸があったときなどその時々で準備が異なりますので、きちんと覚えておいて損はありません!将来役にたつでしょう。
お礼の手紙の書き方について
親しい人へはハガキで大丈夫ですが、目上の人にはきちん感謝の意を込めて封書で手紙を書きましょう。
成人祝いのお礼の手紙は、人生の新たな門出をお祝いしていただいた人に感謝の気持ちを伝えるものです。
手紙の内容としては、お祝いをもらったことに対する感謝の気持ちや、成人式をむかえて意気込みや心境、今後の目標や希望なども入れるとよいですね。
そして先方との今後のおつきあいやご指導を願う文章でしめるようにします。
親しい人へは手紙と一緒に、成人式の写真をそえても喜ばれますよ。
⇒ 浮かれてふざけた写真とは別に真面目な門出の写真、画像も撮っておきましょう!
最後に・・・
成人(二十歳)をむかえた者としての自覚をもち、きちんとした常識、大人への一歩を身につけるためにも、息子さん娘さん主導でお返しを準備するとよいですね。面倒と言われても今後面倒な事は節目節目で付きものです。
自覚。これがこのお礼に関しては一番大事かもしれません!
成人式は一生に一度しかありません。
お祝いをくれた人には心からの感謝の気持ちとともに、しっかりとしたマナーでお返しをするようにしましょう。