最近、話題となっている野菜、「豆苗」(とうみょう)をみなさんはご存じでしょうか?
食感の良さと育てやすさ、そして何度も再生栽培が可能な豆苗は、その経済性から主婦の間でも人気になっています。
栄養も豊富で、カロテンやビタミンもたくさん含まれており、鍋などの定番の具材となっています。
初心者にも育てやすい豆苗、種をまいてから収穫まで、2週間を目安に作ることが出来るのです。
人気の野菜である豆苗の栽培方法について、ご紹介します。
豆苗を育てよう!(発芽のコツと準備するもの)
みなさんもよくご存じのえんどう豆、この豆を発芽させた若い芽のことを豆苗と呼びます。
誰でも簡単に発芽をさせ、育てることが出来る手軽さが人気です。
豆苗の種は、園芸店やホームセンター、ネットでも購入することができます。
また、水耕栽培で育てることが出来るので、土や肥料といったものもいりません。
栽培準備も簡単に出来るのです。
豆苗を種から発芽させるのは難しいことではないのですが、コツがありますので覚えておいてください。
豆苗の栽培は1年を通して可能ですが、発芽するのに適した温度は、20度~25度ぐらいです。
また、豆苗の種は暗いところを好む性質があります。
発芽をさせる時は、暗い場所に置いてください。
室内でも暗い場所がない時は、段ボールの箱をかぶせるのでもいいでしょう。
この2点を守れば、誰でも発芽に成功できるはずです。
それでは、発芽に必要なものを用意しましょう。
用意しなくてはならないのは、豆苗の種と豆苗を育てる容器です。
豆苗の種は、先ほど説明をした通り、簡単に購入することが出来ます。
豆苗を育てる容器は、透明で浅すぎない容器であればどんなものでも構いません。
ちょっとインテリアっぽく室内で栽培するなら、ガラス素材のものでいいですし、コストを抑えるのであれば、プラスチックのケースのようなものでも構いません。
また、豆苗を育てる専用容器も販売されていますので、それらを使うのもいいでしょう。
豆苗を育てよう!(種を蒔く)
準備ができたら、いよいよ種を蒔きます。
容器に種を均一に、重なることのないように蒔きます。
そして、種を蒔き終えたら、種の半分くらいまでかかるように水を入れるのがコツです。
そこまで終わったら、室温が20度~25度の暗い場所に置き、水が無くならないように注意しておくだけです。
水の管理だけ気を付けていると、3日程で根が出てくる嬉しい瞬間がやってきます。
豆苗を育てよう!(発芽させ成長させる)
根が出てきたら、容器の中の水が無くならないように毎日管理してください。
水の管理が成長させるコツで、水の交換を怠ると、根腐れしてしまいます。
水の交換の目安は、冬は1日1回、夏は1日2回です。
根が出てから1週間ぐらいで、豆苗の芽は5cm程になっているはずです。
その頃には、暗い場所から陽当りのいい場所で育ててください。
注意することとしては、陽当りがいいといっても直射日光はいけません。
カーテン越しの窓際などが、栽培場所として適しています。
陽が当たると、芽が緑色になってきて豆苗らしくなってきます。
ここまできたら収穫のタイミングです。
豆苗を育てよう!(収穫のコツ)
いよいよ収穫ですが、芽を何も考えすにバサっとカットしてはいけません。
種から3㎝あたりのところで、脇芽を残してカットしてください。
脇芽を残さないと、2回目の再生栽培が出来なくなってしまいます。
豆苗を育てよう!(再生栽培のコツ)
豆苗を収穫した後も、その残った根を同じように容器に入れておくと、先ほど残した脇芽が成長して再収穫が出来るのです。
コツは一回目と同じように、陽当りのいい場所で水の交換をしっかりと管理することです。
これだけで、一回目の時と同じように豆苗が成長します。
収穫も一回目と同様に脇芽を残して3㎝程のところでカットをすれば、3回目の栽培も可能です。
再生栽培は何回もできるかというとそうではなくて、種自身の栄養分も無くなってくるので、美味しく栄養豊富に作れるのは3回程とされています。
まとめ
いかがでしたか?
豆苗は簡単な準備で、誰でも簡単に栽培できるものです。
栽培のコツは、暗い場所で発芽させることと水の交換です。
このコツを守れれば、きっと美味しい豆苗が出来るはずです。
この機会に、あなたの家庭でも豆苗を育ててみませんか!
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