不眠症に悩んでいる方が年々増加しているという調査結果がでました。不眠症には様々な原因があります。ストレスや、ブルーライトの影響、生活環境の変化など様々です。その為、その主因を特定し対策することは難しくなってきました。
そんな中、全体的な不眠症対策として効果があると期待されているものが発見されました。それは「水出し緑茶」です。
我々の生活にも当たり前のようにある水出し緑茶。夏の暑い日に家庭で作って常飲している人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は不眠症の説明、不眠症に効果があるとされている水出し緑茶の驚くべき効能を紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。
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不眠症の種類
不眠症には3つのタイプがあるとされています。
1つは入眠障害で、そもそも寝られない、布団に入ってだいぶ時間が経つのに眠りにつけない状態を指します。
2つめは途中覚醒。朝目が覚めるまでに何度も目を覚ましてしまう状態を指します。
3つ目は早朝覚醒。予定していた起床時間より何時間も早く目が覚めてしまう状態を指します。早朝覚醒は目が覚めてしまったら再度寝ることができません。これが途中覚醒との違いです。これら3つのどれかに当てはまる方は、不眠症の症状が出ているといっても良いでしょう。
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不眠症による様々な弊害
不眠症によって起こりやすくなる問題があります。それは「肥満」「うつ」「心筋梗塞」「糖尿病」等の病気にかかりやすくなることです。不眠症は精神的に不安定になるため、実感がない場合でもうつ病にかかる可能性が上がります。また、眠らないと食欲を増進するホルモン「グレリン」が過剰に分泌されるため、食欲が肥大し結果肥満になりやすくなってしまいます。
睡眠の質が悪いだけで、生活習慣病に繋がる可能性がありますので、不眠症の症状が出ている場合はそれを改善し、予防に努める必要がありま。
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不眠症に効果がある「水出し緑茶」
不眠症に効果があると期待されているのが「水出し緑茶」です。
水出し緑茶には「テアニン」という成分が含まれています。このテアニンとは、アミノ酸の一種で、お茶のうまみの主因となっている成分です。お茶に含まれているアミノ酸の半分以上がこの「テアニン」なのです。
テアニンには脳の神経細胞を保護する役目がある他、カフェインの興奮作用を抑制する効果や、リラックスしている状態のときによく合わられるa波が上昇するなどの効果が証明されており、充実した睡眠には欠かせない成分となっているのです。
おいしさの主成分であり、リラックス効果をもたらす「テアニン」を効率よく摂取していきたいものですね。
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水出し緑茶はいつ飲めばいい?
それでは水出し緑茶はどのタイミングで飲むのが一番効果的なのでしょうか。
一番有効なのが「寝る一時間前位に一杯程飲む」ことです。
沢山飲んでしまうと、同時に緑茶に含まれるカフェインの影響で眠れなくなってしまう場合もありますので、過剰に飲むことはおすすめしません。寝る一時間前に一杯を目途に水出し緑茶を飲んでみてはいかがでしょうか。
睡眠の質が向上すればそれだけ日常生活が楽になり、不眠症から起きる生活習慣病の予防にも役立つので試す価値はあるのではないでしょうか。
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水出し緑茶の作り方
簡単に作ることができます。
今ではスーパーなどの麦茶パックのブースなどに行けば、沢山水出し商品が置かれています。水出しジャスミン茶、水出し豆茶、水出しコーヒーまで取り揃えがあります。その中で水出し緑茶を選んで、作るのが一番簡単な方法でしょう。
急須で作る方法などもございますので、自分のやりやすい方法で試してみてください。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は水出し緑茶について説明させていただきました。以下に要点をまとめると
・不眠症には3つのタイプがある
・不眠症の改善にはテアニンという成分が肝心
・水出し緑茶にはテアニンが豊富に含まれている
・寝る一時間前に一杯程度飲むことで質の良い睡眠を手に入れられる
ぜひ皆さんもご家庭で簡単にできますので、水出し緑茶を作って、常飲されることをおすすめします。
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