森のバターと呼ばれることもある「アボカド」。皆さんも食べたことはあるでしょう。
豊富な栄養を含んでいるとされているアボカドは、いまだその効果について究明されてい
ないことも多く、様々な研究の対象になっています。
今回はそんなアボカドについて紹介したいと思います。アボカドはなんと「肩こり」聞
くとされており、その予防・改善に大きな役割を果たしているというのです。
それではその驚くべき効果、肩こりのメカニズムなどを交えながら紹介していきましょ
う。
1． 肩こりの原因とは
そもそも肩こりの原因とは何なのでしょうか。
肩こりは、「血流が滞ることによって起こる症状」のことを指します。特に汗をかきに
くく、新陳代謝の落ちやすい冬に血流が悪くなるので、寒い時期に肩こりが起こりやすい
原因もこういった理由があるとされています。
そのため、肩こりの解消への第一歩は「血流を良くすること」にあるとされています。
その血流の改善に役立つのが「アボカド」なのです！
2． アボカドの効果、ビタミンＥの効果
血流を改善してくれる成分として注目されているのが「ビタミンＥ」です。ビタミンE
には抗酸化作用により、体内の脂質の酸化を防ぐ効果が期待できます。この働きには体内
の細胞膜の老化や、血中コレステロールの酸化による動脈硬化などにも効果があり、現代
社会で問題となっている「生活習慣病」にも大いに役立つ成分とされ、期待を集めていま
す。
脂肪や血中コレステロールに作用することで、血流の改善にも役立ち、この効果が肩こ
りの解消に役立っているとされているのです。
そして、そのビタミンEを豊富に含んだ食材。それが「アボカド」なのです。
3． アボカドはビタミンＥだけじゃない。
アボカドはビタミンEだけではなく、筋肉の疲労回復に役立つとされている「ビタミン
B1・B2」も豊富に含まれているため、肩こり改善により一層効果的だとされています。
日常的に肩こりに悩まされてきた方々がアボカドを10日間食べ続けたところ、全員が肩
こりの改善に効果が見られたと回答しており、その効果の確実性が立証されています。
4． アボカドは毎日どのくらい食べればいいの？
Fresh avocado on cutting board over wooden background
アボカドは一日半分を目標に食べ続けることで効果があらわれるとされています。
アボカドは現在スーパーなどで簡単に手にはいり、また価格も低く設定されていること
も多く常食しやすい食品なので、続けることはそう難しくないでしょう。
アボカドは醤油と相性がいいこともあり、日本人の口に合っている果実だとされていま
す。他にもサラダやバターの代わりに使ったりと様々な用途で使えるので、是非皆さんも
チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
5． まとめ
いかがだったでしょうか
アボカドの意外な効果について紹介しました。以下に要点をまとめてみましょう。
1) 肩こりは血流の停滞が原因。
2) 血流の停滞は動脈硬化など恐ろしい病気に繋がる可能性もある
3) 血流改善にはビタミンEが重要
4) アボカドには多くのビタミンEが含まれている
5) アボカドには筋肉の疲労回復に役立つビタミンB1.B2も豊富に含まれている。
6) 一日半分程度の常食で効果が表れてくる
デスクワークなどが多くなった現代は、比例して多くの方が肩こりに悩まされています
。また高齢化社会に伴って老化による肩こりも増えてきました。
サプリメントなどでビタミンEを取っているかたも多いと思います。しかし、アボカド
のように簡単に手に入り、味も悪くなく食べ方も簡単な食材があるのなら、サプリより食
品の方が良いと考える方も少なくないでしょう。
アボカドの知られざる効果について興味を持たれたかたがいらっしゃいましたら、是非
一度試してみてはいかがでしょうか。
コメント