ポケモンのルーツ、カントー地方をテーマにした新施設
ポケモン株式会社は12日、東京都内の人気アミューズメント施設、よみうりランド内に新たなエンターテインメント事業『ポケパーク カントー』を設立すると発表しました。開業時期はまだ未定です。
ポケモン最初のゲームからインスピレーションを得た施設名
1996年に発売された初代ポケモンゲーム『ポケットモンスター 赤・緑』の舞台であるカントー地方をイメージしたこの施設は、豊かな自然が残る多摩丘陵、東京の「関東」に位置するよみうりランドに設置されます。そのため、施設名も「カントー」から取り、『ポケパーク カントー』と命名されました。
多様なコラボレーションの歴史
ポケモンとよみうりランド、読売新聞東京本社が共同で『合同会社ポケパーク・カントー』を設立。これまでにも、読売新聞での『ポケモンといっしょにおぼえよう！ことわざ大百科』連載や、ポケモン竜王戦、『ポケモンワンダー』など、様々な共同プロジェクトを展開してきました。
世界中のポケモンファンに向けたメッセージ
「世界中のポケモンファンが集まる場所」として、この新施設は国際的な観光スポットとなることを目指します。「自然豊かなこの地で、ポケモンを感じ、国や言語の壁を超えて楽しめる空間を創出します。」とのコメントが発表されました。
株式会社ポケモン：グローバルなエンターテインメントリーダー
ポケモンの多面的なビジネス展開
株式会社ポケモンは、「ポケモンで世界をつなごう」というグループビジョンの下、ブランドのマネジメントを行っています。このビジョンは、原点となる「ゲーム」はもちろん、「カードゲーム」、「TVアニメや映画」、「グッズ」、「タイアッププロモーション」、「イベント」、そして「直営店舗であるポケモンセンター」に至るまで、幅広い事業を通じて実現されています。
読売新聞東京本社との協力関係
株式会社ポケモンは、株式会社読売新聞東京本社との長期にわたる協力関係を築いてきました。2009年に始まった「ポケモンといっしょにおぼえよう！ことわざ大百科」連載や、2014年に開始された将棋界最高峰のタイトル「竜王」を冠したポケモンバトル大会「ポケモン竜王戦」などが、その代表例です。
よみうりランドとの革新的なプロジェクト
さらに、株式会社ポケモンは株式会社よみうりランドとも協働しています。最も注目すべきは、2021年によみうりランド内で開始されたネイチャーアドベンチャー「ポケモンワンダー」です。このプロジェクトは、自然の中でポケモンと触れ合う体験を提供し、訪れる人々に新たなエンターテインメントをもたらしています。
まとめ
『ポケパーク カントー』は、ポケモンの歴史と東京の自然が融合した、新しいタイプのアトラクション施設として期待されています。その開業に向けた続報に、ファンは目が離せません。
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