インフルエンザ予防接種 幼児の効果は?副作用は?受けないを選ぶ理由など・・・

健康

インフルエンザは感染すれば高熱や頭痛、関節痛などの症状に襲われ、抵抗力が弱いお年寄りや子供の場合、死にいたるインフルエンザウイルス。その怖さを知っているからこそ”予防接種は受けた方がいいのか?”幼児を持つ家庭では副作用などもあり受けた方いいの?受けない方がいい?と不安や心配の声が上がっている。
そんな予防接種のメリット、デメリットを紹介したいと思います。
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インフルエンザ予防接種を受けない理由とは??

大阪在住の35歳、会社員女性の話では・・・
「息子には絶対にインフルエンザ予防接種ワクチンは打たせたくない!」と強く決めているという。その理由は『保育園から接種するように言われてますが、ワクチンに含まれる保存剤が原因で発達障害になることもある・・・と聞きました。絶対に受けさせたくないから”アレルギーがあるので受けられない”と言い訳しています。』

インフルエンザワクチンに含まれる保存剤とはなにか?

ワクチンはどのメーカーの物でも効果は変わりませんが、品質を保つためにチメロサールという微量の保存剤(水銀化合物)が入っているものと入っていないものがある。

保存剤は自閉症の発症と関係しているという仮説もありますが、今のところ世界的には因果関係は証明出来ていません。保存剤は無い方が望ましいのはもちろんですが、保存剤を使わないことでかつて見られた、細菌の混入による感染症が起こります。

★保存剤の有無は病院で聞けば教えてくれるので、不安な人は保存剤が入っていないワクチンをえらぶといいでしょう。

インフルエンザ予防接種、幼児への効き目は低い?

奈良県にある大和高田市立病院小児科医の清益功浩さんは
「子供の場合、インフルエンザワクチン接種の効果は低い」としたうえで、それでも”受ける事にはメリットがある”ともいう。



理由は・・・
「1歳未満は有効性が低いデータがあります。ですので、基本的に接種を勧めるのは1歳以上です。1~6歳の乳幼児でも、接種したうち発症を妨げたのは2,3割程度。大人は乳幼児より有効性は高く、65歳未満の健康人なら7~9割に人が発病をふせげます。

副作用でけだるさが抜けない・・・

6歳以上は効果が高いとはいえ、100%ではないことも接種を迷う理由のひとつでしょう。
千葉県40歳の主婦は・・・
「去年、小学生の息子と一緒に受けました。そのおかげかインフルエンザにはならなかったけど、息子はかかってしまって1週間も学校を休みました。その理由をお医者さんに詰めたところ、予防接種で受けたのは違う型のインフルエンザにかかってしまったらしい。しかも、予防接種は型を選べないっていうし、全部に対応していないんだったら賭けみたいなものですよね。
確かに、ワクチンはその年の流行を予測して作られるので、私たちが接種をするワクチンを選ぶ事が出来ない。

流行を予測して作られた”ワクチン株”と、実際に流行する”流行株”が異なればその効果は乏しくなります。今年も例年どおりにインフルエンザは流行するでしょうが、価格上昇による接種率の低下や、ワクチン株と流行株が違った場合、大流行を引き起こす可能性があります。」(清益さん)

インフルエンザ予防接種 メリットとデメリットを見極めましょう!

やはり、インフルエンザ予防接種は任意です。
ですが、人にうつす可能性が高く、かつ、うつしてはいけないような環境にいる方は受けた方がいいでしょう!
高齢者や幼児なども多い環境で働く方も必要かもしれません。
一方で自営業で集団生活をしない、家の外にあまり出ないという人なら費用や副作用を考えて。。。あえて受けないという選択肢もあるでしょう。
正しい知識をもって、自分のため家族のため、そして周りのために判断しましょう。

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